Ubuntu 14.04 LTS Server Edition 32-bit を elementary OS 化したときの作業メモ。
前にデスクトップ版で試してみたけど邪魔なものが多くて面倒だったのでサーバ版で実施。ebuntu っぽいのを作る。MicroSDHC 8 GB にまったり入れる(´ー`)
Ubuntu 14.04 Server Edition のインストール
32-bit 版のイメージはメインページに掲載されていないのでアーカイブ的なところからダウンロードしてくる。適当なメディアを作成して通常インストールを行う。追加パッケージは SSH のみ。
LVM で自動構成を選ぶと物理メモリと同量のスワップを作成するらしい。スワップに 3.2 GB も使われたので 1 GB に変更した。LVM のコマンドはまだ把握してないので合ってるかどうかはわからない。全部 mapper のデバイスでいいんだっけ?むしろスワップ削除してファイルに変更した方がいいんじゃ…。
sudo swapoff -a sudo lvreduce -L 1G /dev/mapper/*swap_1 sudo mkswap /dev/mapper/*swap_1 sudo swapon /dev/mapper/*swap_1 sudo lvextend -l +100%FREE /dev/mapper/*root sudo resize2fs /dev/mapper/*root
elementary desktop environment のインストール
探してみると ppa:elementary-os/testing
も追加する方法があったりするがとりあえず ppa:elementary-os/daily
だけ追加。ppa:elementary-os/stable
も追加しておくべき?
sudo add-apt-repository ppa:elementary-os/daily
sudo aptitude update
sudo aptitude upgrade
sudo aptitude install elementary-desktop
再起動すれば lightdm が立ち上がり Pantheon 環境にログインできる。
LightDM Greeter の変更
そのまま起動すると Ubuntu 用(?)なので elementary 用に変更する。/usr/share/lightdm/lightdm.conf.d
に LightDM Greeter 設定用スクリプトがあるので値を以下のように変更する。
greeter-session=pantheon-greeter
Wingpanel の表示を修正する
単に elementary-desktop
をインストールしただけだと Wingpanel の表示が "Applications" だけになる(ログアウトするには毎回 gnome-session-quit
を実行しなければならない)。表示されない理由は /etc/xdg/autostart
にインジケータ用のデスクトップエントリファイルがあり、OnlyShowIn
に Pantheon
が入っていないから。なので以下のように追加してあげる。
OnlyShowIn=Unity;GNOME;Pantheon;
書き換えたら Wingpanel を再起動。
killall wingpanel
LightDM の壁紙は /usr/share/background/elementaryos-default
のリンク先を置き換えるか dconf Editor とかで変更する。
dconf-editor と gnome-tweak-tool のインストール
14.04 だと elementary-tweaks が落ちてしまうので gnome-tweak-tool で代用。
sudo aptitude install dconf-editor gnome-tweak-tool
なんかフォントが小さい
ディスプレイの設定を弄っているうちにフォントが小さく表示されるようになった。dconf-editor で Xft を使うようにしたら直った。
ディスプレイの解像度を記録してくれない
システム環境設定で設定しても .xprofile
に書いてもダメだったのでスタートアッププログラムにコマンドで追加した。
こんな感じ。起動直後だとメモリ使用量 280 MB とかだったような…かなり軽い。
システム環境設定の項目はまだ結構落ちるなぁ(´・ω・`)