昨日の NANLITE BM40 に引き続きライトアクセサリーを購入したので雑にレビュー。
購入したのは NEEWER の FR26 という製品で一般的なボーエンズマウント 18 cm リフレクターの約 1.5 倍の大きさ。ディフューザー、30 度グリッド、15 度グリッドが付属しています。照射角は 65 度と書いてありますが間違っているような気がします(FR18 が 65 度、FR26 が 55 度、FR30 が 45 度では?)。
バリエーションとしてはより大きい FR30 というのがあるようですが、こちらは Amazon も公式サイトも品切れ中。
代替え品としては JINBEI の「Jinbei-テレフォントディフューザー、ランプシェード、ハニカムグリッド、ボードラインマウント、スタジオフラッシュ、15度、30度、11インチ、45 °」とかいうのですかね。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004677614392.html
大きさは見ての通り。今まで使っていた汎用 18 cm のものと比較すると大きいなと感じます。
スピードライト系だと光が直進的になるので効果は今ひとつかもしれませんがバルブ系であればいい感じに光が回るのではないでしょうか。
商品説明だと照射角は FR26 の方が広いことになっていますが、実際使ってみると 18 cm よりも狭い気がするのでやはり商品説明が間違っている気がします。
縁が同じ位置にくるようにして比較してみるとやはり FR26 の方が狭いですね。
上から当ててみたパターン。
NINLITE BM40 の方でも書きましたが 18 cm の方はグリッドを付けてリムライトとして使っていたんですがスケールフィギュアの高さがだいたい 25 cm ということで高さが足りないことに悩んでいました。FR26 ならちょうどよい高さで頭から足まできちんと照らせそうです。(FR26 は 30 度グリッド、18 cm は 40 度グリッドです)
FR26 単体での比較です。ストロボの出力は固定。残念ながらディフューザーには蛍光剤が入っているのでストロボでは色温度が変わってしまいます。同じ NEEWER の 60 cm オクタゴンのディフューザーには蛍光剤入ってないんですけどなんで統一されていないのか…。
ストロボの位置を固定して FR26 と 18 cm の比較です。どちらもディフューザーは付けていません。18 cm の方は +1EV しています。FR26 の方は単体でもそこそこ柔らかい影になるようです。18 cm の方は光が広がっているからか背景も明るくなっていますが影の出方は汚いですね。
ディフューザーの有無の違いです。ディフューザーを付けると光量は 1.3 EV くらい下がるようです。ホワイトバランスは Lightroom の値になりますが思ったよりもズレておらず GM が -5 ほどズレただけでした。蛍光剤入ってるわりに優秀?
昨日と同じような配置で撮ってみました。キーライトは FR26 にディフューザー、リムライトは NANLITE BM40 にグリッド、トップライトはバルブです。
せっかくなので NANLITE ビューティーディッシュ BM40 との比較です。どちらも付属のディフューザーを装着。昨日も書きましたが BM40 の方はめちゃくちゃ色がズレます。その差約 1000 K。Lightroom でカラーチェッカーを使って合わせていますが BM40 に合わせるため全体的に暖色寄りになってしまいます。
NANLITE ビューティーディッシュ BM40(BDR-BM-40)を買ってみた - mattintosh note
陰影は GIF アニメーションで比較するとわかりやすいかも。
なお、バルブに近い FR26 でホワイトバランスで固定するとこんなことに。NANLITE BM40、早くなんとかしないと…。 なんとかしました
あとは欠点というか難点というか…
グリッドがめちゃくちゃ付けづらいです。コツとしては爪を引っ掛けるよりも内側のリベットの部分を押し込む方に集中した方がうまく付けられるようです(爪に集中してしまうとリベットが引っかかって入らない)。また、外すときに塗装が剥がれるので気になる方はマステを貼ったりとかするといいかも。
既にいろいろソフトボックスを持っているので今のところは「これじゃなきゃ出来ない表現がある」というほどではなく、持っててもまぁいいかも、くらいな感じです。
畳んだり出来ないので置き場所には少々困りますが中に 18 cm のリフレクタも突っ込んで置いておけばさほど場所は取らないでしょう(多分)。
それでは〜。