照明用品にはリフレクターというのがあるんですが本日使うのはボーエンズマウント用の標準リフレクターです。Godox 製品だと AD-R6 という製品です。
アンブレラでは反射面がシルバーとホワイトでは写りに違いが出てくるのですが標準リフレクター(約 18 cm)では違いが出るのか気になったので余っているリフレクターをホワイトに加工してみようと思いました。
塗料は前回の NANLITE BM40 のときに使用したターナー U-35 ジェッソです。
早速塗ってみました。今日は 0.3 mm のエアブラシを使用。
軽く乾いたので早速検証。ホワイトの方の露出を基準にしたところシルバーの方が明るかったので -0.4 EV しました。
一般的なシルバーと比較すると光量が半段ほど下がるようです。色温度が若干グリーンに寄っているような気もするのですが比較してみたところ下記のようになりました。見た目ほど数値に差は無いようです。
ホワイトバランス | |
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シルバー | 5200K+29 |
ホワイト | 5250K+30 |
ホワイトにしても光量以外差は無さそうに見えたのですがよーく見てみるとホワイトの方が若干影が収束しているようです。
バルブ、シルバー、ホワイト、NEEWER FR26(26 センチリフレクター)で比較してみました。
NEEWER FR26 の効果がすごいですね。これディフューザーとか付けてないんですよ。そしてめちゃくちゃ集光してる。-2.0 EV しました。
買い足そうと思ったら Amazon、公式ストア共に在庫切れになってました。困ったことにこれ類似品無いんですよね。
今度は光源側を見てみましょう。
ホワイトの方が満遍なく反射しているように見えますね。写り込みでは少し差が出そうです。
被せる布タイプのディフューザーを取り付けてみました。
シルバーの方は発光管の近辺が発光管同等の明るさになっています。ホワイトの方は発光管が最も明るく、反射面は均一な明るさになっています。どちらも現像時にかなり減光しているので実際にはリフレクター全面が真っ白になるとは思います。
というわけで残念ながら標準リフレクターを白く塗ってみてもアンブレラやソフトボックスのシルバー・ホワイトほど明確な差は出ないようです。NEEWER FR26 の結果を見てみるとやはり面の大きさの方が変化が出るようですね。
今回の検証とは全然関係ないのですが NEEWER FR26 を出したのでトップライトに使ってみました。程よくグレーを出せて良いかも。
それでは。