最近は色付きの背景紙を使うとフィギュアに色が跳ね返るのでもっぱら白背景か黒背景で撮っています。
以前は背景の色を真っ白にする撮影に拘って色々と試行錯誤していました。
先日購入した NEEWER FR26 の光質がバックライトに使いやすいので最近はこれを使って色々と試しているところです。
次の写真はフロントのライトを両サイドから照らしたものです(片方レフ板でも代用できます)。キーライトには NANLITE ビューティーディッシュ BM40 を改造したものを使用しています。
こちらはキーライトを 85 cm トランスルーセントアンブレラにしたもの。照りが僅かに減り影も柔らかくなっています。
撮影方法や現像方法も以前記事を書いた頃とは変えていて回り込みの光による輪郭のボケもだいぶ少なくなりました。ただ、一見綺麗ではあるのですがフラットなライティングなのでっぺりした感じです。商品撮影としては問題ないのかもしれませんが美術的な撮影としては微妙な気がします(美術的な撮影ってなんやねんって感じですが)。
というわけで最近は多少暗くてもいいので陰影をやや強めに出すライティングの方が好みだったりします。
並べてみるとこんな感じ。陰影が濃い方が顔の起伏や太ももの丸み具合がわかりやすいです。
レタッチの仕方によっては影を活かしたまま背景を飛ばしたりも。
同じ白背景でも被写体やアングルが変わることによって結果が変わります。こちらは白飛ばししてみたけど被写体に白い部分が多いのでイマイチになってしまったもの。(キャプション間違っとる)
背景の白飛ばしやグレーを任意でコントロールして出せるようになればいいのかもしれないですね。
PINK CHARM rurudo氏 イヴ SWEET TOXIC_Ver. のレビューはこちら
フィギュアの色重視で撮りたいならやっぱり黒背景の方が楽かも。(ホコリの処理に気をつければ)
ユウカのレビュー記事もどうぞ。
どうでもいいことですが「Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8 は銘玉」という記事を見かけてそうだっけ?と思い Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S と Ai AF Micro-Nikkor 105mm F2.8D を出してきたので適当にライティングの練習もしてみました。久しぶりに使いましたがニコンらしい普通の写りで特に面白くはないですね。Tokina AT-X MACRO 90mm F2.5 の方がやっぱり楽しいです。