『AliceGlint アリスグリント ゆずソフト 千恋*万花 朝武芳乃 あみあみ限定版』のレビューです。
メーカー Manufacture | アリスグリント AliceGlint |
---|---|
作品名 Series | ゆずソフト 千恋*万花 YUZU SOFT Senren*Banka |
商品名 Product Name | 朝武芳乃 Tomotake Yoshino |
スケール Scale | 1/7 |
イラスト Illust | こぶいち Kobuichi |
原型 Sculptor | にくりぼん(knead) Nikuribon (knead) |
彩色 Paintwork | かわも(リボルブ) Kawamo (revolve) |
発売時期 Release Date | 2024 年 4 月 |
価格 Price | 通常版:28,600 円(税込) あみあみ限定版:29,700 円(税込) |
対象年齢 Age | 15 歳以上 15 and UP |
JAN | 通常版:4573571451268 あみあみ限定版:4573571451275 |
ゆずソフトがおくる大人気ゲーム『千恋*万花』より、 穂織にある建実神社の巫女姫様「朝武芳乃」を1/7スケールでフィギュア化いたしました。さらに、祟り神に反応した“耳のはえた芳乃様”も再現できるオプションパーツ付き!今回もご期待にお応えできるよう細部までしっかり作り込んでおりますので、お楽しみに♪和傘をさして美しく佇むお姿を、ぜひお部屋にお迎えくださいませ。 amimia.jp
いつだったかのワンフェスで原型が公開された芳乃さまのフィギュア。千恋*万花では既に茉子やムラサメさまのフィギュアが出てますが芳乃さまは初ですかね。
発売に受け取ってはいたんですがじっくり撮りたいなと思っていてなかなか時間が取れませんでした。ちょっと遅れてしまいましたがレビューしていきます。
みんな知ってると思うけど千恋*万花の OP はとても良いぞ。
芳乃さまはこんな感じのキャラ。声優は遥そらさん。
輸送箱。いつも通りアリスグリントの看板娘アリスちゃんのマーク入り。先日 VTuber デビューも果たしたアリスちゃんですが CM 版の中の人は白城なおさんだけど VTuber の方はちょっと声が違うような?と思ったけど笑い方一緒なので白城なおさんなんだろう。
パッケージ。
ブリスター。なんか黒いところがありますね。保護剤めっちゃ付いてるので一苦労。
全身ぐるぐる〜。
一覧。
お顔アップ。アイプリはエリナと変わらず良い仕上がり。デコマスと比較すると前髪が微妙に短い気がします。
それでは上から見ていきましょう。
まずは大きな傘から。デジタル造形ですかね。塗り分けも綺麗にされてます。
頭には星型の髪飾り。
ツインテですが、軸の角度がずれているのか花飾りの角度がずれているのかわかりませんが継ぎ目が見えてしまいます。ドライヤーで温めて曲げればいけそうな気もしますがとりあえずこれ以上は折れそうなのでここまで。
首は分割できます。
二の腕にはパーツ交換用の分割線があります。
背中。
羽織や袴には薄っすらと文様が入っています。
ここのシワ造形とグラデ塗装がすごい。
台座は神社の境内を模したデザイン。石にはうっすらと汚し塗装も入っています。非常にオシャレなのですが難点があります(後述します)。
傘なしの場合はこんな感じ。風になびく感じが出てて良い造形です。
足元までとても綺麗にできているんですが、どうもこの台座、設計ミスっぽいです。見ての通り傾斜がついているんですが軸は垂直になっているため後ろ足が先に接地してしまい前足に軸が完全に挿さらない状態です。台座の裏から軽く小突いてみたものの、後ろ足のつま先の塗装が剥がれそうなので止めました。既にメーカーに問い合わせした方もいるようです。通常ボディとキャストオフボディでも同じ状態だったので台座の方の問題だと思いますが軸が完全に刺さらないことで本体はかなり不安定で本体だけ持ち上げると台座が外れる可能性があり取り扱いには十分注意した方が良さそうです。また、台座の底面も平らになっておらずガタガタ動きます。
気を取り直して交換パーツを見ていきましょう。
いつも通りあみあみ限定版なので別表情パーツが付いてます。あとは猫耳用の後頭部が付いています。エリナに比べると前髪は外しやすかったです。
笑顔パーツ+猫耳モード。
通常顔と比較。
お次はキャストオフパーツです。いつもと異なり胴体丸ごと交換です。
いつものゆずソフトフィギュア同様色は控えめ。無修正は MFC にあげてあります。
修正が要らない範囲でぐるぐる。
ショーツはよくある日本フィギュア下着協会(?)基準の地味なやつではなくちょっとフリル付いた感じのやつ。
後ろから見ると羽織がいい感じになびいています。
真下から。
たまには線で。
残りはパート 2 で公開するかも。
全体的な仕上がりはまずまずですがやはり台座とツインテ部分の不具合がもったいないですね。
昨日だかあみあみの通販在庫が復活したとかいうツイートを見たんですが今確認したら販売停止中でした(Amazon のあみあみはまだ注文できるみたいだけど)。エリナより芳乃さまの方が人気があるのか。
私はレナ推しなのでレナのフィギュアが出て欲しいんですよね。卓球やってるシーンのやつとか。
今回もテザーのテストで撮影したんですが 200 枚くらい撮ってました。でもブログに使うのは数十枚…。白い部分が多いので白背景で撮るのちょっと大変でした。
まぁまぁよく撮れたのも何枚かあるのでまた壁紙でも作りますかね。
年賀状にも合いそうなフィギュアですね。
いや、ほんと台座なんとかならないものか…。
そういえば今回もあみあみ限定特典付きで買ったので缶バッチ付きです。
芳乃さまの可愛さそのままに立体化されてると思います。衣装の造形も美しいですし、特に分割の設計がすごいです。原型のにくりぼんさんと言えば七海ちゃんやめぐるのフィギュアを担当された方ですが七海ちゃんの分割もなかなかのものだったんですよね。彩色のかわもさんも同じ担当でこのお二人はゆずソフトフィギュアのコンビなのだろうか。
全体的な出来は悪くないのにほんと台座とツインテが残念です。ツインテは軸削るなりしてなんとかなりそうな気もするけど台座はあの太さの軸を曲げられるのか不明。台座だけでも改修版を作ってもらいたいです。購入を検討されている方はご注意ください。
あみあみ限定特典付きあみあみ限定版
あみあみ限定版
通常版
24,882円
カメラ | Panasonic LUMIX DC-G9 (G9 PRO) |
---|---|
レンズ | OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5 |
照明 | Godox TT600 |
撮影後書
おや、見つけてしまいましたか。
今回もテザー撮影のテストで前回は Nikon D800E だったんですが今日は Panasonic DC-G9 を使用しました。端子はどちらも USB 3.0 のマイクロ B で同じなのでケーブルは共用できます。テザーには Lightroom を使用するのですが機種ごとにちょっと操作が異なるようですね。
Nikon D800E の場合は Lightroom で制御可能なのですがレフ機なのでプレビュー画面が表示されません(ライブビューモードにしたら出るのかもしれないけど)。なのでシャッターを切って撮影した画面を PC で確認することになります。
Panasonic DC-G9 の場合は Lightroom で直接制御ができず、LUMIX Teather を経由して使うことになります。Lightroom の方は自動取り込みを使って表示することになりますね。なので撮影してから表示されるまでワンテンポ遅れるのがちょっと難点(LUMIX Thether の方にはすぐ表示されます)。
とりあえずライティングを決めたら ColorChecker でプロファイルを作成。Lightroom でプリセットを作って撮影時にそれを適用させるようにしておきます。レンズが変わると色も変わるのでできれば一本で撮り切るのが良いと思います。今回はオールドレンズですが OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5 を使用しました。
絞りは F8 でほぼ固定しているのでフルサイズ換算 F16 になります。撮影距離はだいたい 1.0 m と少し。今回は傘が結構奥になるのでもう少し引いて被写界深度を稼ぎたいところですがマイクロフォーサーズはトリミング耐性があまりないので塩梅が難しいところです。今回のトリミングはだいたいこれくらいにすることにしました。縦横比はフルサイズの 3:2 とマイクロフォーサーズの 4:3 の中間あたりになる A4 用紙と同じ 1:1.414 にすることが多いのですが今回は一般的なトレーディングカードの比率である 88:63 にしてみました。1:1.397 なので 1:1.414 よりわずかに幅広なようです。
ライティングはだいたい左右均等にするのですが今回は白い部分が多いので白飛びしないように右側をやや弱めに、左側は傘があるのでやや強めにややグラデーションを入れる感じに。製品写真と同様にレザックのサクラでも使えばよかったんでしょうが今回はちょっと床に敷いてあるとあるものを試してみたかったので白背景にしています。これまで反射効果を得るのに透明プラバンを敷くこともあったのですがサイズ不足だったんですよね。アクリルはアクリルで厚みがあると像がダブってしまいます。そこでガンプラの撮影方法を調べていたときに見かけた素材がそこそこ安価(取扱店が少ないことを除いては)で良さげだったので試しに使ってみています。400 円くらいでヨドバシでも買えます。そのうちレビューでもしますかね。多分これ D800E で撮ると背景との継ぎ目が見えてしまうと思うんですがマイクロフォーサーズのダイナミックレンジだとちょうどいい具合に見えなくなるようです。
テザー撮影のお陰で構図やピントなどの確認が楽になったので今回は撮り直しが比較的少なめでした。とは言っても 200 枚くらいは撮ったのですが。G9 PRO でテザーを使うときに困ったのは明らかにミスった写真がすぐに消せないことですかね(PC に制御を奪われているのでカードのデータが消せないっぽい)。テザー撮影をすると PC を用意したりケーブルが増えたりでスペース的に少々厳しかったりもするのですが出来るだけ今後も使用していこうかなとは思っています。
現像は普段 Lightroom を使用しているのですが最近ちょっと Lightroom のデモザイクに飽きてきたので他のソフトで何かいいものがないかと考えていたところ知り合いから Capture One がなかなか良いという話を聞いたので今度使ってみようと思っています。でも月に数回しか撮らないし月額費用を考えるとなぁ🤔
今回のライティングはトップライト×1、バックライト×2 です。
これはちょっと後ろ強めでトップライトではなく斜光で撮ったものですが傘の内側の反射が気になるのでやめました。ライティング難しい。
次回のレビューはミメヨイさんのブレマートンですかね。それではまた。