先日発売されたミメヨイさんのブレマートンですが、台座が豪華なアクリルで屋外で写真を撮ろうとすると傷が気になりますよね、ということで屋外撮影でも目立ちにくく、(精神的に)傷がついても良い台座を作ってみました。
アクリル板ははざいやさんのアウトレットで購入したもので量り売りなので 1 枚 100 円もしなかったような。類似品としてはボークスで買える造形村のアクリルベースなんかがあります(こっちは 700 円くらい)。
ブレマートン本体と接合する軸は 2.5 mm っぽいのですが 2.5 mm の軸ってあまり無いんですね。ボークスを覗いてきてあるにはあったのですが確か 4 本入りで 800 円くらいと少々お高め…。本当は平行ピンとかノックピンとかダウエルピンと呼ばれているものがあるとちょうど良かったのですがこちらもそこまでお安くはありませんでした(アリエクとかでまとめて買えば安そうだけどそこまでの量は要らない)。サイズとしてはブレマートンとの接合に約 5 mm 必要でアクリルの厚みが 5 mm なので長くても 10 mm、貫通させないなら 8 mm がちょうど良さそうです。
あとはモノタロウとかでしょうか。
今回はとりあえずちょうど良いものがすぐ手に入らなさそうだったので手元にある 2 mm の真鍮線を使うことにしました。2 mm の真鍮線を埋め込み、地上に出ている部分はマスキングテープを巻いて 2.5 mm まで拡張します。マステで保護することでダボ穴に傷がつく心配もなくなります。ほつれ等の対策に粘度の低い瞬間接着剤でコーティングしました。磁石は軸から約 8 mm の位置に埋め込みます。ネオジム磁石はハイキューパーツさんのもので 5 mm 径のものがジャストサイズですが手元になく 3 mm で代用。少々磁力は落ちますが軽く小突いても問題ないくらいでした(ちなみに穴を掘りすぎてしまい 1.5 mm 厚のものを 2 枚重ねました)。
接着は白化しにくい(らしい)ロックタイトを使用しました。ほんとに白化しなくてびっくり。
実際にブレマートンを載せてみます。もともと絶妙に自立しない程度だったので軸と磁石でしっかり安定するようです。
真鍮なので横や裏から見ると色が多少気になりますが今回は試作品なのでこれで良しとします。
透明だとなかなかすごい見栄えです。
軸の位置については壁際に置く際に台座がそこまで出っ張らない程度にしました。
フェンス用の軸もつけたかったのですがよくよく考えてみれば通常版は台座の大きさが直径約 15 cm もあり、フェンスの軸間も 11 cm くらいあるので 10 cm 径の台座では無理でした。
これからきっとこの台座は群馬で活躍してくれると思います。