40% キーボードのパーツを注文したので軸を何にしようかなと YouTube を徘徊していると Tealios V2 が良さげな感じだった。 Kailh BOX Silent Pink ですっかり Kailh が好きになってしまったので BOX Black も一緒に購入。(本当はもっと別のスイッチも買う予定だったのに買い忘れた)
奥が ZealPC Tealios V2、手前が Kailh BOX Black。Tealios V2 はトップハウジングもボトムハウジングも透明なので LED の光が綺麗に回る。
ZealPC Tealios V2
Gateron Ink シリーズのようにストロークがとても滑らかで擦れがほとんど無い。タイピング音もコトコトと小気味良い。遊舎工房さんのスイッチテスターでは「一番人気のリニアスイッチ」とコメントが書かれていた(気がする)。
- トップハウジングにステムがぶつかったときの音がダブって聞こえる気がする(スプリングが細いように感じるのだけどそれが原因?)
- スイッチがプレートにハマりづらい(アルミプレートだと歪みが出てしまいそうで恐い)
- 底打ちの音は BOX Black と似ているが Tealios の方が若干乾いた音がする
- 表記上は Tealios V2 が 67g、BOX Black が 60g となっているが Tealios V2 の方が軽く感じる
これで一台組んだらとても気持ちいいだろうなぁと思うが KBDfans で 1 個 $1、国内取扱店だと 120 円くらい。40% キーボードのキー数が 41 キーなので 4920 円、60% キーボードだと 7320 円。中華製 60 % キーボードが 1 台買えてしまうくらいの金額である。怖くてホットスワップでしか使いたくない。
Kailh BOX Black
Kailh BOX の構造上、擦れる感じはあるがルブってない Cherry の黒軸よりは滑らかな印象。音は Tealios より若干低めで丸みのある落ち着いた音。ケースやプレートによる違いもあるだろうが Anne Pro 2 Gateron Red モデルよりは静かな印象。
Gateron のノーマル軸と比べて軸ブレも少なく国内取扱店で買っても 1 個 42 円なので 40% キーボードで 1722 円、60% キーボードでも 2526 円と Tealios V2 と比べて圧倒的にコスパが良い。
キースイッチの価格をちょいちょいメモしているんだけど、遊舎工房さんだと Gateron ノーマル軸よりも 3 円程安い扱いだが、海外と国内の価格差を見てみると Gateron の方が圧倒的に価格差があり、実は国内で買う差額が少ない。
個人的に Gateron のノーマル軸よりも Kailh BOX シリーズの方がオススメしたい。
ストロークに完全な滑らかさを求めるのなら Tealios だけど普通にタイピングしている分には BOX Black でも特に不満は無い。擦れの影響かはわからないが BOX Black の方が若干重い気がする。
Kailh BOX シリーズがここまでの品質なら Anne Pro も kailh モデルを買えばよかったかなぁと思っている。Banggood で 1500 円くらいの差があるけどいまの自分なら間違いなく BOX Red モデルを選択している。
クリッキーも買いに行ったのにテスターで Tealios 弄ってる間に頭から綺麗さっぱり無くなっていた。次回はちゃんとクリッキー軸を買いたい。