VirtualBox が普通の OS X も仮想マシンとして作成できるようになってたので外付け HDD にバックアップしておいた Snow Leopard の環境を Mavericks から起動できるようにしてみました。
かなり昔に Bootcamp の Windows XP を起動するのに使ったけどすっかり忘れてしまったので書き直し。外付けの場合は接続順で disk2 とか disk3 になったりするので気をつけないと危ないかもしれない。
# マウント中の Snow Leopard ボリュームをアンマウント diskutil umount disk1s2 # 仮想マシンの作成 VBoxManage createvm --name SnowLeopard --ostype MacOS106_64 # Raw Virtual Machine Disk の作成 sudo VBoxManage internalcommands createrawvmdk \ -filename ~/VirtualBox\ VMs/SnowLeopard/SnowLeopard.vmdk \ -rawdisk /dev/disk1 # 所有権の変更 sudo chown 501 ~/VirtualBox\ VMs/SnowLeopard/SnowLeopard.vmdk
仮想マシンを立ち上げるときはデバイスの読み書きを other でも可能にしておく必要がある。
sudo chmod 666 /dev/disk1
✎Note
VBoxManage の internalcommands については VirtualBox に付属のユーザーマニュアル(PDF)で解説されています。ちょっと取り出しにくいところにあるのでシンボリックリンクを作っておくと便利。
ln -s /Applications/VirtualBox.app/Contents/MacOS/UserManual.pdf
Mavericks を立ち上げながら 10.6 の古い SDK を使ってコンパイル作業しようかなと思ったけど重くて厳しいか…。
できればこの外付け HDD を自動マウントしたくないんだけど Mavericks では fstab が無くなってしまったらしい。マウントされる度に mds がフル稼働するのでなんとかしたいところ。とりあえず現状はデータお引っ越し用なので「アンマウント」→「読み込み専用でマウント」ってやってるけどどうにかならないものか…。