mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

塗料のスペアボトルの整理をしたくてラベルライターを買いました。

テプラを持っていたはずなんだけどどこにやったか覚えてない、ので買い直そうとしたんだけど今時まだあの使いづらいキーボードと見づらい液晶で文字入力するんか?と思って類似品を探してみたらブラザーが出してるじゃないか。しかもスマホ対応のやつ。

従来通りのタイプも売っていて 3,000 円台で買えるのでこれはこれでいいかもしれない。

あまり下調べせずにスマホ対応の安い方の PT-P300BT を買ったんだけど、

  • 自動カットが欲しい
  • USB 充電対応

なら上位機種の PT-P710BT が良いでしょうね。まぁそんなに使う予定無いし印刷の性能変わらないなら別にいいか、と。

夜中に頼んでその日に到着。開封してみるとお試し用のテープが 2 本ついていました。12 mm の普通のラミネートテープともう一つは TZe-MQ835 というサテンゴールドのテープ。色名くらい書いておいて欲しい。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

蓋を開けてラベルカートリッジをセット。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

反対側の蓋を開けて電池をセット。単 4 電池 6 本も必要だとは思ってなかったので LED 懐中電灯から拝借。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

AC アダプターは別売でしかもセンターマイナス。電池も一緒に買っておくといいかもしれないですね。

事前にアプリをダウンロードしてどんな感じでラベルが作れるか試して準備しておいたので Bluetooth で接続してすぐ印刷。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

このアプリがなかなか使い勝手が良く、ラベルを保存しておいたり履歴から再編集出来たり、フォントやアイコン、フレームも豊富。印刷枚数の指定も簡単です。これまでのテプラに求めていたものがここにある…って感じ。テープの種類も自動認識してくれました。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

テープカットは手動だけどボタンを下にグッと押すだけ。

何枚か印刷してみたけど 180 dpi だとこんなもんかなぁ…といった感じ。5 pt は厳しそう。というか余白長すぎでは。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

ラベルは剥離紙に切り込みが入っているので端っこでぐぬぬ…ってなることもない。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

今回の目的であるスペアボトルのラベル貼り替え。とりあえず 1 個だけ貼り替えてみた。ラベルはラミネートされているので溶剤がかかっても文字が消えたりしないんだとか。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

読めなくはない…が、まともに出力できないのになぜこのフォントサイズが指定できるのか…。最上位の PT-P910BT は倍の解像度の 360 dpi で出力できるみたいだけどそっち向けなのかな。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

先日からあれこれ試してるアクリルガッシュの希釈済み塗料用にドロッパーボトルも買いました。ファレホシンナーの使い切ったボトルに入れてたんだけど蓋の部分の構造が最悪で中身が飛び散る。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

ツールウォッシュのようなヤバい溶剤にはフレームを追加した。ラベルの色を変えるのが一番わかりやすいんだろうけど。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

知らないうちにフォントのボールド指定がオンになっていたので切ってみたところ多少マシになった気がする。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

アイコンも種類が豊富なので少々ラベルは長くなってしまうのだけどこちらの方がわかりやすいかもしれない。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

6 pt くらいでも見やすいフォントが無いか何種類か印刷してみたけど Noteworthy や Bodani72 とかはこのサイズだと使い物にならない様子。Atlanta のノーマルウェイトが一番綺麗かなぁ。あとは Sofia か Helsinki くらいか。iOS のフォントを使用しているんだろうけど英数だけでももう少し低解像度でも視認性の高いビットマップフォントが使えるようにしてもらいたかった。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

ブラザーオンラインに登録して LABEL PLACE を利用するとカスタムフォント機能が 300 ポイントで使えるようになる。本体に付属しているテープの QR コードを読み込むと 20 ポイント、初回登録特典で 300 ポイント加算されるので実質無料でカスタムフォント機能が使えるようになる。自分で iPhone に追加したフォント以外にも使えるフォントが増えている。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

ドット系のフォントとしてドットゴシックや KHドットフォント 16秋葉原 なんかを入れてみたけどやはり 6 pt だと少し厳しい部分がある。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

KHドットフォント 16秋葉原 と Sofia でテスト。Sofia は 4 行だと 5.5 pt が自動選択されるけど 12 mm のテープで余白を狭くすればギリギリ 6 pt いけるっぽい。ピータッチとは関係ないんだけどエアブラシ塗装用に希釈済みのものはスプレーボトル、筆塗り用のものは刷毛、薄め液関係はピッチャーっぽいやつ、クリーナー系は手洗いのアイコンにすることにしました。

BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみたBrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた
BrotherのピータッチキューブPT-P300BTを買ってみた

手動カットのタイプは余分にテープを使うし、出力の度に切るのが少し面倒かな。自動カットでは余白を最小に出来るのに手動だとなぜこんなにも余白を追加するのだろうか。テプラも安いタイプはこうだった気がするけど。

説明書もまったく読まずに使ったけどもしかしたら説明書にうまく使うためのコツが色々書いてあるのかもしれない。

お値段を考えるとなかなか良い製品で、特にアプリの出来に関しては非常に良いと思います。強いて要望を挙げるなら自動だとフォントサイズで小数点未満が指定出来るのに手動だと出来なくなる点をなんとかして欲しいですかね(直接入力に対応するとか)。

そのうち USB Type-C の低価格モデルが出たら買い替えたい。