Twitter のヘッダ用画像を用意しようと思ったら 1500x500 が理想っていう異常なサイズだったので Liquid Rescale(流動的リサイズ)を使うことにした。GIMP にも Liquid Rescale プラグインはあるけど今回は ImaegMagick を用いる。Liquid Rescale の機能を使うには liblqr が必要。liblqr は最近 リポジトリを GitHub を移したらしい。ビルドは glib があればいいっぽいのでそれほど難しくはない。MacPorts と Homebrew で liblqr をサポートした ImageMagick をインストールするにはオプションを追加する。
sudo port install ImageMagick +lqr
brew install ImageMagick --with-liblqr
写真のサンプルはウェブ上にたくさんあるのでイラストを素材にしてみる。800x480 の画像。
普通のリサイズ。
convert image.png -resize 1280x\! +repage resize.png
当然横に伸びる。
続いて Liquid Rescale。サイズには geometry を付加しておいた方がいいかも。
convert image.png -liquid-rescale 1280x+0+0\! +repage lqr.png
机が伸びるのは仕方ないとしてキャラはほぼ比率が保たれる(一部、線がゆらいだり伸びることはある)。ただ、これ以上横に伸ばそうとすると流石に崩れるので高度な調整は GIMP を使ったほうがよさそう。
比較