Raspberry Pi 2 Model B で動かしている Chromium がアップデートでちょいちょい起動しなくなることがある。これまでは pacman -U
でダウングレードしたりしてたけど、今回はそれでは直らず、再び起動できるようになるまで時間がかかってしまった。
多分、手っ取り早く解決するなら chromium --disable-gpu
か chromium --ignore-gpu-blacklist
で起動すればよい。それでも起動しなければ ~/.config/chromium
と ~/.cache/chromium
を削除してみる。
また、いつぞやのバージョンから Pepper Flash がロードされなくなってしまった問題は ~/.config/chromium-flags.conf
に Pepper Flash をロードするための記述をしておけばよい。(※Pepper Flash については Chromium が自分で探すようになっているが、うちの環境ではロードしてくれないので手動で指定している)
--ignore-gpu-blacklist # OR #--disable-gpu --ppapi-flash-path=/usr/lib/PepperFlash/libpepflashplayer.so --ppapi-flash-version=12.0.0.77
chromium-flags.conf
について、もう少し詳しく書くなら ~/.config/chromium/chromium-flags.conf
ではなく、~/.config/chromium-flags.conf
であること。また $XDG_CONFIG_HOME/chromium-flags.conf
でもある。
https://wiki.archlinux.org/index.php/Chromium/Tips_and_tricks#Making_flags_persistent
また、microSD の劣化を抑えるために、Chromium のキャッシュを tmpfs に置くことにした。/etc/fstab
に以下のように記述しておけば tmpfs にキャッシュが溜まる。(ついでに再起動するごとに Chromium のキャッシュが消える)。
tmpfs /home/alarm/.cache/chromium tmpfs nodev,nosuid,size=128M 0 0