Google Chrome と Chromium で使える多機能ダウンロードマネージャ『Chrono Download Manager』のファーストインプレッション。
Firefox のアドオンに『Download Them All (DTA)』という超便利なダウンロードマネージャがありますが、『Chrono Download Manger』はそれの Chrome 版といった感じ。
ブラウザ内蔵のダウンロードマネージャだと接続が切れてしまうとやり直しになることがあったりしますが、これらのアドオンはレジューム機能を備えているのでダウンロードの再試行はもちろん、帯域が空いているときまで一時停止させておくなんてこともできます。
DTA との差異ですが、
- ゴミ箱機能搭載
- 通知機能搭載(画面右下)
- ページ内コンテンツの一括ダウンロード機能がない(DTA One Click に相当するもの)
- 帯域制限機能が無い
- 分割ダウンロード機能が無い
といったところでしょうか。また、Chrome 拡張機能に FlashGot が無いため FlashGot でブラウザのダウンロード制御を奪い DTA(Turbo)でダイアログ操作無しでダウンロードといったこともできません。個人的には FlashGot×DTA が使える Firefox 推しですが、Chrome でブラウジングしてるのにわざわざ Firefox 立ち上げるの面倒くさい…というときには活躍してくれます。
設定画面は英語ですが、DTA と共通の部分が多いので DTA ユーザであればそれほど難しくないかと思います。
ただキャプチャしたものを掲載しておくのもあれなので全般設定の部分だけ和訳っぽいのものを書いておきます。
Open Startup
ブラウザ起動時の動作を設定します。
- Open Chrono Download manager
ブラウザ起動時に Chrono を起動します。
When file name conflicts
同一名のファイルが存在するときの動作を設定します。
- Uniquify
固有の名前に置き換えます。 - Overwrite
上書きします。 - Prompt
プロンプトを表示します。
New Task Defaults
新しいタスクの初期動作を設定します。
- Add to top of the queue
新しいタスクをキューの先頭に追加します。 - Add paused
新しいタスクを一時停止の状態で追加します。ダウンロード予約みたいな感じ。
One-Click Download
- Enable
有効ならば即座にキューへ追加、無効ならば Chrono がダイアログを表示します。
Network
同時ダウンロード数の設定をします。多重ダウンロードによる負荷を軽減させることができます。
- Concurrent downloads
同時ダウンロード数を指定できます。 - Downloads per server
サーバ毎のダウンロード数を指定できます。同時接続が禁止されているサーバなどの場合に。
Miscellaneus
- Download URL from Clipboard
"New Task" ボタンを押したときにクリップボードから URL を取得します。 - Clear search box when filter changes
フィルタ変更時にサーチボックスの内容を消去します。フィルタとは Chrono ウィンドウの左にある項目のこと。 - Cancel the task when it's recycled
タスクをリサイクルした(ゴミ箱に入れた)ときにタスクを中止します。(要検証)
インストールは Chrome Web Store から。
Chrome ウェブストア - Chrono Download Manager https://t.co/99jq1sgtnl
— mattintosh4 (@mattintosh4) 2014, 8月 6