クラウドストレージサービス『Copy』のデスクトップクライントを Linux マシンにインストールするまで。
環境
OS | Linux Mint 17 Qiana |
ソース | copy_agent-1.46.0380.tgz |
インストール先 | ~/Applications/Copy |
同期フォルダ | ~/Copy |
インストール
クライアントのソースは Copy のトップページから取得できる。ソースには 32-bit 用と 64-bit 用が含まれている。CopyAgent
を実行すると GUI が現れるのでそちらでアカウントの設定ができるが今回は CopypConsole
コマンドを使用した。CopyConsole
コマンドでユーザ名(メールアドレス)と同期用ルートディレクトリを指定する。
~/Applications/Copy/CopyConsole -username=username@example.com -root=$HOME/Copy
ソースの中に README が入ってるけど Web のドキュメントの方が読み易いかもしれない。
アイコンやデスクトップエントリファイルの作り方は以下のページに解説がある。
ユーザインタフェイスサンプル
設定内容は Dropbox とほぼ同じ。
アカウント
OS 起動時の自動起動を解除する場合は右下のチェックを外しておく。
インタフェイス
共有
ネットワーク
概要
Copy ってどんな感じ?
ドキュメント全部読んだわけじゃないので間違ってるかもヽ(´エ`)ノ
今後、サービス内容が変更される可能性があるので注意。
無料アカウントの初期ストレージ容量は 15 GB または 20 GB と他サービスより多め
通常、無料アカウントのストレージ容量は 15 GB だが、 ここにあるような紹介用リンク から登録すれば +5 GB のボーナスがつき、合計で 20 GB 使えるようになる。これは他のサービスと比べるとかなりオイシイ。また、自分も紹介を行うと無料アカウントの場合は最大で +25 GB まで取得できるそうな(ということは最大で 45 GB?)。Dropbox の +500 MB に比べるといとも簡単に容量が増やせる。
公開共有
ファイルの公開共有は独自短縮 URL が発行されるので Dropbox のようにファイル名を用いた公開はできないっぽい。また、公開用リンクを辿ると Google Drive のような閲覧もしくはダウンロード専用ページに移行するようになっているので例えば画像ファイルを公開共有にして HTML に埋め込んだりとかはできなさそう。
Dropbox や SugarSync では公開ファイルの一日の転送量が決まっており、制限超過時に何かしらの制約を受けるが Copy にはそれらしき表記が見当たらなかった。
ゴミ箱が無い?
Dropbox や Google Drive にはゴミ箱機能があり、誤って削除しても復元ができるが無料アカウントの Copy にはそれらしき機能が見当たらなかったので気をつけたほうがいいかもしれない。
まだ使い始めなのでこれから長所短所が色々見えてくると思うけど、とりあえず無料で使える大容量のクラウドストレージサービスを探している人にはおすすめ(・∀・)