前回アイレベルの検証をしたんですが今回はアングルの検証。適当なこと言ってるのであまり当てにしてはいけない。
ポジションとかアングルについては SONY のページを見ていただくとわかりやすいと思います。
ポジションはレンズを水平にした状態で高さを変え、アングルは角度をつけて撮る方法ですね。
ではまず前回のポジションから。画角は 70 mm。ちゃんとした機材とか使って位置決めをしているわけではないのでまぁなんとなくで。図形については誤りがあるので無視してください。
ポジションの利点は正面の面に関してはパースがつかないところでしょうか(レンズの歪曲収差が無い場合)。アトレ秋葉原のラッピングなんかではこの辺に気を使って撮影をしています。
東方博麗神社夏祭り2023×アトレ秋葉原
— Y (@mattintosh4_otk) 2023年5月26日
水炊き先生
秋★枝先生
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お次はアングルです。これも図は適当なんですがポジションとは明らかに違うのはわかると思います。こちらも図形については無視してください。
カメラの位置調整が適当ですが Blender で再現。上がポジション、下がアングル。似たような写りでもアングルでは正面の面にパースがついているのがわかります。
ポジションの方は正面の面は歪んでいませんがかなり画面の領域を無駄にしてる感があります。
普通は顔や目を被写体の方に向けるのでアングルの写りの方が自然で、ポジションの方はなんだか違和感のある写りに見えなくもないです。
ポジションの場合はレンズのシフトができると画面中心に被写体を持ってくることができます。大判カメラが羨ましい。
Blender によるポジション(+シフト)とアングルの違いはこんな感じ。上下左右はポジションの方がいいかなと思いますが斜め上下の場合はポジションの場合、遠い点が手前の点と同じ奥行きの位置にあるので違和感を感じます。
レンズの画角を 50 mm にしてローポジションとローアングルで比較してみました。ローアングルの方が若干パースが付いてますがこれくらいだと誤差のレベルですかね。
今回は検証はしませんでしたがポジションとアングルではピント面が異なります。ピント面を曲げたいならチルトレンズが必要になってきます。
箱物の物撮りではポジションで撮影してフィギュアはアングルでもいいのかな。