Raspberry Pi 2 Model B になって CPU のパワーが向上したので GUI アプリケーションを操作できるようにしておいた。
VNC サーバは常時起動せず、必要なときだけ立ち上げるようにしておく。X Window System 関連については省略。
ブラウザ、VNC サーバ、ウィンドウマネージャをインストールする。必要に応じて VNC ではなく RDP を使用する場合は xrdp もインストールしておく。
pacman -S chromium tigervnc metacity
VNC サーバが起動したときに実行される ~/.vnc/xstartup
を書く。
#!/bin/sh /usr/bin/metacity & /usr/bin/xterm & exec /usr/bin/chromium
VNC サーバ起動用スクリプト ~/bin/my-vncserver.sh
を書く。デスクトップのサイズは任意。
#!/bin/sh case $1 in -k) /usr/bin/vncserver -kill :1 ;; *) /usr/bin/vncserver :1 -geometry 1080x1920 ;; esac
起動の流れは…
- SSH クライアントで Raspberry Pi に接続
my-vncserver.sh
を実行。デーモンとして動作するので SSH はこの時点で終了してもよい- VNC クライアントで Raspberry Pi に接続する
という感じ。
本来なら VNC のデータを暗号化しておくのが望ましいが、外出先から接続する場合は iPhone を VPN で暗号化接続しているので VNC 側では暗号化はしていない。また、IP アドレスも自宅のネットワークのものになるので VNC サーバのアドレスもそのままにしている。Windows から接続する場合は xrdp を入れておくとリモートデスクトップ接続で接続できるようになる。
艦これのパフォーマンスは Puffin や Photon の方が良いが、海外サーバを経由しているからログインが色々と面倒くさい。
と、やってみたものの、最近は艦これをほとんどやってないのでただ単にパフォーマンステストのような感じで終了した。
最新のバージョンのブラウザに対応していない Android でも VNC クライアントは使えることが多いのでこれはこれで一応使い道はあるか…。