前にもあって忘れてたので備忘録として残しておきます。
Lightroom Classic でツールバーにある「グリッドを表示」部分を操作すると画面に十字の線が表示されることがあります。
「これ何だっけ?」と思って「Lightroom 十字 ガイド」「Lightroom クロスガイド」とかで調べてみたけどグリッドの話ばかりでこの十字の線に関してまったく出てこない。Adobe のヘルプデスクが休みだったので ChatGPT くんに聞いてみたところ表示メニューっぽい?
正解は「表示 > ルーペオーバーレイ > ガイド」で、⌥ + ⌘ + O で表示・非表示の切り替えが出来ます。
このガイドは ⌘ キーを押すことで位置を移動させることが出来ます。中心を掴めば縦軸・横軸両方動き、どちらか片方だけを動かすことも出来ます。
建造物などの写真で縦横の水平・垂直がしっかり出ているか確認するのに役立ちますね。切り抜きモードの水準器は Upright のようにルーペで拡大されないので使い勝手が悪いのですがガイドを参考に角度をカーソルキーで調整するのがいいかも。
ガイドを移動してもグリッドが追従するわけではなくガイドはガイドで独立しています。中央に戻す場合は ⌘ を押しながら交差点をダブルクリックするだけです。縦軸と横軸のどちらかのみダブルクリックして片方だけを中央に戻すことも出来ます。
私は普段クロップの際にガイドオーバーレイに「縦横比」を使うことが多いのですが、このモードには中心線が無いので中心が少し取りづらく、中心を確認するには O でガイドのモードを切り替えなければなりませんでした。そこで、⌥ + ⌘ + O でガイドを表示して、R で切り抜きモードに入ってサイズ調整、もう一度 R で編集モードに戻ってガイドで中心線を確認、というのがベストな使い方かなと思っています。
頭の位置が少し右にズレているので R で切り抜きモードに入り…
⌥ + カーソルキーで左右の位置を微調整して…
R で切り抜きモードを抜けてバッチリ中心に
ガイドは ⌘ を押さなければ移動しないので位置調整とか頻繁にやる人は出しっぱなしでも良いのかも。
というかツールバーのグリッド表示の部分いじってるのになんでガイドまで表示するんだ。ぷんすか。